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グリーンマップ®  「近赤外航空写真」

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グリーンマップ® −定量的な植生解析を−


NDVIと植生

 植物の緑葉は青領域(B)と赤領域(R)の波長を吸収し、近赤外線領域(IR)の波長を強く反射します。
これらの植物の葉の特性を利用して植物の有無や量および活性度を示す指標である植生指標が求められます。
 代表的なものとしては正規化植生指標(NDVI;Normalized Difference Vegetation Index)と呼ばれるものがあり、
 下記の式にて算出されます。
   NDVI=(IR−R)/(IR+R)

 下の画像は左から順に、通常の可視航空写真(R G B)、近赤外フォルスカラー航空写真、 及び計算により算出されるNDVI画像です。右側のNDVI画像では、色が白い(値が高い)ほど植物の量が多く、活力度が高いことを示しています。
   

応用例

 NDVIデータがあればGIS(地理情報システム)を用いて様々な解析が行えます。
  ・緑披率の算出
  ・2時期以上のデータの差分をとることによる植生の変遷把握
  ・標高・斜面方位・傾斜角等の地形条件と植生の相関を解析
  ・火山火口からの距離と植生の関係を面的に把握
  ・地表面温度と植生の相関を解析
  ・針葉樹林、広葉樹林、針広混交林の区分   ・・・・・

成果品の仕様


 ・可視画像オルソモザイク(Band1=R(赤)・Band2=G(緑)・Band3=B(青))…通常の航空写真
 ・近赤外フォルスカラー画像オルソモザイク(Band1=IR(近赤)・Band2=R(赤)・Band3=G(緑))
 ・NDVI等の各種植生指標グリッドデータ
 ・解像度・水平位置精度等、基本的なスペックはスカイマップ®に同じです。

 各種GIS解析もご相談ください。

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